【初心者でもできる】ワインテイスティング

ワイン

ワインのテイスティング方法

ワインを飲むときってワイン上級者は何を考えながら、どんなふうにワインを感じ取っているかって意外と知らない人が多いと思います。

今日は誰でもワイン上級者やソムリエが何を考えて、どんな順番でテイスティングを行っているか がわかるように解説していこうと思います!

まず ワインをテイスティングするときの順番ですが基本

外観 → 香り → 味わい → 余韻 

の順番でワインをテイスティングしています。

何にもわからなくても、この順番でワインを見ていれば周りから見たらワインのことを知っている人なんだなと思われると思います!

  • グラスを持ち上げて目線の高さで外観を見ます
  • グラスに鼻を近づけ香りを取ります ここでスワリングも行います。(時計回りでどうぞ)
  • ここまで終わったらようやくワインを口に含み、味わいを確認します。
  • 口の中にワインがなくなったら余韻の長さを確かめます

↑簡単に説明するとこんな感じです

以下で詳しくそれぞれ説明していきます!

外観

ワインの外見でもっとも分かりやすいのは、やはり何と言っても色です。
ワインの色は「ローブ」と呼ばれています。
ローブとは、もともと聖職者などが羽織っている「外套」を意味する言葉です。
外套が聖職者の階級や地位を色で示したように、ワインの色からは産地や性質、そのワインがどれだけの年数熟成されてきたか、などをうかがい知ることができます。

 ワインの色を見る場合は、グラスを斜めに倒して各部を確認します。
液面は「ディスク(Disk)」、その縁やグラスと接する付近は「エッジ(Edge)」と呼ばれます。
グラスを斜めにすると、ワイン全体の色がグラデーションのように見えるのが分かるでしょう。
上からのぞくときは、テーブルクロスやナプキンなど色の付いていない白いものを背景にするとグラデーションが良く分かります。
また、目の高さまで持ち上げて下から覗き込むようにするのも良いでしょう。
あらゆる角度からチェックすることで、そのワインの情報をより具体的に集めることができます。

  • 赤ワイン編

色の表現としては、

  • 透明なルビー
  • 深みのあるガーネット
  • 紫がかった
  • オレンジがかった
  • 真紅
  • レンガ色

 などがあげられます。
美しく表現する場合には、「宝石の色」や「フルーツ、花の色」を組み合わせると良いとおもいます!

アメジストのような吸い込まれるように美しい…とか言えたらかっこいいですね

  • 白ワイン編

色の表現としては

  • レモンイエロー
  • ストロー(わら)
  • オレンジがかった
  • ゴールド
  • 琥珀色
  • トパーズ

 などがあげられます。
こちらも赤ワインと同じように「フルーツや花の色」と「宝石、鉱物の色」による表現が良いです!

まず見て色調をみる

ディスクをみる。ディスクは ワインの成熟度 を色で判断できます。 また、ディスクの厚みはワインの粘性と比例し、 厚いほど粘性は高くアルコール度数も高い と言えます。 ワインをグラスの中で回転させて、その側面にワインを残すようにします。 ワイングラスの側面をワインが流れ落ちる様子を観察するとよいでしょう。

香り

ワインの香りは

  • 第一アロマ(ブドウ由来)
  • 第二アロマ(発酵由来)
  • 第三アロマ(熟成由来)

に分けられます。

第一アロマ

グラス中のワインを動かさずに感じ取る香りが第一アロマと呼ばれるものです。この香りは、生のぶどうをそのまま口に入れた時に感じられる香りにもっとも近いもので、そのぶどう品種本来の風味が感じられるものです。まず、香りの強弱を評価し、その後果実香の種類(柑橘系か、プラム系かなど)を感じ取ります。

第二アロマ

グラス中のワインを軽く2・3回スワリング(グラスを回しワインを空気に触れさせる)します。このことにより、香りは前より強くなり、ワインが空気と触れ合いさまざまな香りが現れます。ここでは、果実香以外の香りを感じ取ります。花の香りやその種類(白か色付きの花か、また濃さや大きさ)、そのほか、草・木・土・スパイス・皮や動物系の香りがあるか、またその複雑さの程度などを感じ取ります

第三アロマ

テイスティングが一通り終わり、30分以上時間を置いたグラスがあれば、第三アロマを確認することができます。第三アロマは、若いワインがさらに熟成をした後に感じられる香りが出てきます。熟成タイプのワインでは、キャラメル香などが感じ取ることができます

少し難しいかもしれませんね、でも意識して毎回ワインを飲むことで必ず感じられるようになりますよ。

味わい

テイスティングの第三ステップ、いよいよ味わいの確認です。一回に口に含むワインの量は10~15mlが適量とされていますが、重要なのは、常に同じくらいの量を口に含んで味わいを見ていくことで、量は人それぞれ最も味わいを感じやすい量が適切です。

味わいを感じる際は、味覚に加え、嗅覚、触覚も働かせることがポイントになります。味わいを感じる際は、アタック、甘味、酸味、苦味、渋味、フレーバー、ボディ、余韻を舌で感じていくのですが、同時にワインを口に含んだときに口の中から鼻へ抜けていく香りや、タンニンの状態も感じとることができます。

・アタック(口に含んだ時の第一印象)
・甘味(甘味・果実味の程度、アルコールのボリューム感)
・酸味(酸味の強弱、質)
・苦味(苦みの強弱)
・渋味(渋みの強弱、質)
・フレーバー(ワインの香味・風味、果実味)
・ボディ(ワインの重み、コク)
・余韻(ワインの香味が留まる時間、持続性)

まとめ

少し難しいことも書きましたが、基本の順番はこれと変わりません、

まず外観 そして香り 最後に味わい これさえ外さなければ、あまりわかっていなくてもワインのこと知ってるよ感は出ると思いますし、慣れてこれば自分なりにコメントを作ることもできるようになるでしょう、まずは形からでもワインのテイスティングはじめてみませんか?

今日はこの辺で!!

いいワインライフを~

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