ワインは好きだけど、スーパーや酒販店でワインを選ぶときどうやって選ぶかわからないって方…多いともいます。
この記事を読んでくれている方は読み終わるころには
自分のイメージしたワインが選べるようになるハズです
ソムリエのワインを選び方
まずはワインを選ぶ前段階、自分の好きなワインを知る!ってところから始まりますよね。
この記事にたどり着いてくださってる方はなんとなくこんなワインが飲みたいな~って
好みのワイン像があると思います、今日はそのワイン像

重いのが好き すっきりしたのが好き フルーティーなのが好きって思い浮かべながら読んでいただければ好みのワインを見つけられるようになります!!
ソムリエの僕が初心者の方にワインの選び方をお勧めするならズバリ
- ワインのブドウ品種
- 生産国
- 地域
- アルコール度数
で選びます!
アルコール度数は高いものはボリューム感のある重めなワイン
低いものはすっきりしたキレのあるものである場合が多いです。
ほかの観点は今から簡単に説明していこうと思います!!
エチケット(ラベル)を読む
ワインのエチケット(ラベル)を読むってなんか難しそう!って思う方多いと思います。
確かに一部難しいのはあると思います が基本書いてあることは一緒なのでかる~く覚えましょう

基本は 【いつ】 【どこで】 【誰が】 【なにで(品種)】です。
まずはワインの名前ですが一番大きな文字で書かれているのがワインの名前
あとは生産国の法律によって記載しなくてはならない項目と記載しなくてもいい項目があります。
ほぼ一律で記載があるのがアルコール度数 容量は記載されていると思います。
あとは後述する ブドウの品種 生産国や地域です。
なので皆さんはアルコール度数 ワインの作られた場所 使っているブドウ品種
さえ覚えてしまえばなんとなくワインが選べるぞ!という状態になるわけです!
主要なブドウ品種
世界には数千種を超えるブドウ品種があります、僕も飲んだことない品種、見たことも名前を知らない品種だって恥ずかしながらあります。
ソムリエで仕事してる僕にとっては死活問題ですが、皆さんは好きなワイン、
気になるワインだけでいいんです。
ほんっとに基本の主要品種だけお教えしていこうと思います!
赤ワイン編

- カベルネ・ソーヴィニョン cabernet sauvignon
重めでしっかり渋みもしっかり 清涼感のあるのが特徴
- メルロー Merlot
重めでしっかり 渋みがカベルネ・ソーヴィニョンより滑らか 杉っぽい香り
- シラー/シラーズ Syrah Syrahz
重めでしっかりかつキレのある酸味 ヨーロッパ以外(すごい簡単に)で作られるとシラーズって呼ばれたりします シラーズのほうが重くて酸味がすくないことが多いです
- ピノ・ノワール Pinot noir
すっきりでエレガントで軽やか 色も透明感あって鮮やか。少しいいものになると紅茶みたいな香りがするかもブルゴーニュ産のワインは全部このブドウ!
白ブドウ編

- シャルドネ
フルーティーで癖のない品種 ブルゴーニュ産は樽の香りが聞いたむっちりボディのワインに仕上がってるかも、作り手の意図が読みやすい白ブドウの王様
- ソーヴィニョン・ブラン
爽やかでフルーティ 特に白桃やレモン ハーブのさわやかさが特徴!
フランスだと酸が強め ニュージーランド産だとフルーティー感強め
個人的に白の中だと一番好きな品種!
セラー・セレクション・ソーヴィニヨン・ブラン / シレーニ・エステーツ | エノテカ – ワイン通販
- リーズリング
極甘口から辛口までdryの文字があれば辛口それ以外は微甘口ー甘口でOK
辛口はキレのある酸味とさわやかなレモンのような酸味が特徴。
どうですか?自分の好みのワインっぽい特徴がみつけられましたか?
次はさらにここに好みを足していく作業です。最悪品種だけで選んでしまっても大枠ははずさないでしょう!
生産国・地域
かなり大雑把に分けていきます!好きなワインをイメージしながら探してくださいね~!

- フランス
上品かつ力強い
ボルドー bordeaux
赤はしっかり重め 白はすっきり上品
ブルゴーニュ Bourgogne
赤はすべてピノノワール白はすべてシャルドネ
皆様ご存じロマネコンティもBourgogneのピノノワールからできてます!
- イタリア
フランスよりもボリューミー イタリア固有の品種も多くてその数なんと推定2000種類以上!
正直上級者向けだとおもってます…
- スペイン
実はワインの生産量世界No.1
緯度がフランスよりも低いのでブドウも完熟するのでフランスよりボリューミーでわかりやすい
アルコール度数が高いワインも多い
- アメリカ
アメリカ 特にカリフォルニアはふくよかでガツンと来るイメージです!
重たいの飲みたいときはカリフォルニアをえらびます、自分がワインにはまったのもこのカリフォルニアから

- ニュージーランド
ソーヴィニョン・ブランの第2の故郷なんて言われています!ソーヴィニョン・ブランがのみたいならここ!
ピノノワールも抜群です!
- チリ
安うまの代名詞! 好みが定まっていない人にもおすすめ!シンプルな味わいが多いので好みをチリ産ワインで探すのもあり!ちなみに僕は品種の特徴はチリで勉強しました!
まとめ
どうでしたでしょうか?好きなワインを探すことはできそうでしょうか?
少し覚えることは必要ですが覚えてしまえば一生ものの知識です!
この方法はソムリエの勉強をし始めて少し経った頃に生み出した方法ですw本当に初心者の方向け!
- 好みを見つける
- 好み像に品種を当てはめる
- 好み像に生産国 地域を当てはめる
- これだけで好みのワインにありつけます!
ぜひ試してみてください!
またX/旧Twitterやコメントでもリクエストいただければスーパーや酒販店のワインレビューもしますので気軽に声をおかけください!X ID @hrd_wine
それではいいワインライフを~!
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