まずケンゾーエステートとは
大手ゲームメーカーであるカプコンの創業者として成功した辻本憲三氏が1990年代に造り始めたワインです。KENZO氏は、カリフォルニアのナパ・ヴァレーに広がる広大な土地を手に入れ、ブドウ畑とワイナリーへと開墾を開始しています。
ワイン造りのプロフェッショナルを迎えながら、世界一のワイン造りを目指します。一度は全ての畑を一から作り直す決断をし、リリースされたファーストヴィンテージは2008年。
以来、ヴィンテージ発売とともに完売するほどの人気を誇るワインをなります。
↓一応気になる人のために
KENZO ESTATE (ナパ・ヴァレー, カリフォルニア) |最高のワインを一人でも多くの人に

どんなワインがあるの?
豪華客船「飛鳥Ⅱ」の公式ワインとして、また ANA国際線ファーストクラスのワインとして選ばれるなど、メインブランド「紫鈴 rindo」を筆頭としたケンゾー エステイトのワインは、2008年の初リリース以降、高い評価を受け続けている。日本人オーナー辻本憲三が、栽培家デイヴィッド・アブリュー、醸造家ハイディ・バレットという世界を代表する名匠と共に生み出したプレミアムワインは、自然豊かなケンゾー エステイトのテロワールを素直に映し出す、最上級のエレガンスを体現した逸品!
筆者が飲んだものに絞り紹介していきます!KENZO自体はとても好きなワイナリーで白やロゼ、スパークリングもとても素晴らしいので下に公式のリンクを貼っておきます!
- 紫鈴-rindo-

ケンゾー エステイトのフラッグシップに位置づけされる、ボルドースタイルのブレンドワイン。紫は高貴なものを示す色。ここでは上質な葡萄を象徴する。鈴は鈴なりの略。つまり、「紫鈴」とは、葡萄が鈴なりに実るワイナリーの畑そのものの姿を表す。それは藍紫色の釣鐘を吊るす可憐な竜胆の花にも似て、しなやかでたおやかな魅力を秘めている。(リンドウの花言葉:心痛める貴方に寄り添って)
毎年セパージュ(使っている品種、またその割合)が変わりますがどのヴィンテージも共通して言えるのが
色は深みのあるダークレッド黒系果実の香り、カベルネソーヴィニョンの特徴でもある、軽くミントのような青い清涼感のある香り カカオのような深みのある香り、温度変化で何度も驚かされるワインです
KENZO ESTATEとはなんじゃらほいの方はまずこれから飲んでほしい一本である!
- 明日香- asuka-

天候に恵まれ、秀逸なカベルネ・フランを豊富に収穫できた2009年に、この赤ワインは誕生した。明日に香るという名は、まさに風味豊かなカベルネ・フランの特徴を言い得ている。2018年には、アメリカワイントップ100の1本にも選ばれた銘品。「明日香」という言葉には、清浄な地、神聖な場所という意味を含み持ち、この葡萄の上質感や純粋さを例えてもいる。
こちらはカベルネフラン主体でridoよりもタニック(タンニンがしっかりしている)で菫のようなフローラルな香りもしたかと思えば、しっかりと感じるスパイシーな香り、ブラックペッパーやシナモン、心地よいアクセントになっている。
これ単体でもたまらなく楽しめるがチーズがあると、本当に手が止まらなくなってしまいます、合わせるなら特に白カビ系と黒コショウが最高でしょう…(ジュルリ)
- 紫-murasaki-

メルロを主体としたボルドー右岸スタイルのワインとして高く評価されている赤ワイン。「紫」の名は、紫屋の異名を持つ江戸の浮世絵師、歌麿から発想されたもの。藤色から小豆色まで多彩な色使いに表情があったように、長期熟成型のこのワインにも、熟成が進むに連れ、その香りや味わいを微妙に変化させていく美徳が密やかに息づいている。
↑ボルドー右岸についても、また後日フィーチャーして記事を書きたいと思います
↓1/22追記
メルロの底力、深淵を覗くことができるワインです。
若いときはブドウの果実感と、樽からくるシナモンなどのスパイシーさを楽しめるボリューム感のあるワインだが紫についてはしっかり熟成させて(されたもの)を飲んでみてほしい。
たまたま当時(2022年)のお客様に2013年の紫をいただく機会があり、当時は驚いたものです9年の熟成ですがまだまだ熟成ポテンシャルを残していて、飲んだ時にナパの丘陵で心地いいかぜに吹かれている気持ちになったものです(ナパ行ったことないんですが汗)
是非しっかり熟成をさせ満を持して飲んでいただきたいワインです。
- 藍 -ai-

藍染めの色は、紫に比べ、より深く、鮮やかな印象をもたらす。カベルネ・ソーヴィニヨン主体のこのワインも、純度の高い葡萄の凝縮感を鮮烈に感じ取れる逸品。洗うほどに色が冴え、歳月を重ねる度に色が変化する藍染めにも似て、長期熟成により、まろやかに変化する繊細な表情が秘められている。
こちらは、rindoよりもカベルネソーヴィニョン比率高め、かつ純度の高いブドウを使用。
素晴らしく調和のとれたmurasakiとは真逆の力強さのあるワインです、凝縮感のあるプラムやブラックベリーの香り後を追うようにふわっと香る甘い心地の良いスパイスの香りそして清涼感を感じ、時を忘れるほどの余韻の長さ、感嘆する驚愕のワインです。
- 深穏 -shinon-

「深穏」は、この2017ヴィンテージ限定で、ただ一度、日本だけでリリースする特別なワインです。グラスに注ぐと、ブラックベリーやペッパー、シナモンなどの香りが立ち上り、きめ細かいタンニンが柔らかくなめらかで、深みのある官能的な味わいをもたらしています。
僕自身2度しか飲んだことのない、そしてこれから飲む機会があるか…と思っているワインです
飲んだ時は2022年に、お客様から、そして後述しますが2023年にKENZOのWINE DININGでのみです。
シルキーかつとけこんだタンニンが特徴的でタンニンと甘いスパイスの香りがとても心地よかったことを覚えています。まだまだ若くやんちゃといってもいいくらいの果実感でした。
まだまだ寝かせて10年あるいは15年後に飲みたいワインですが…そのころにはいくらになっているのやら汗汗
- 心香-tokika-

- あさつゆ-asatuyu-

↑大好きな白ワインのうちの一本ですがまた今度紹介します!!
- 夢久-muku-
夢久 – KENZO ESTATE (ナパ, カリフォルニア)
遅摘みの白ワイン!
- 清 -sei-
清 – KENZO ESTATE (ナパ, カリフォルニア)
- 蓮-ren-
蓮 – KENZO ESTATE (ナパ, カリフォルニア)
- 結-yui-
結 yui- KENZO ESTATE (ナパ, カリフォルニア)
- 寿々-suzu-
寿々 – KENZO ESTATE (ナパ, カリフォルニア)
KENZO WINE DINING に行ってきた!
ソムリエ合格祝いと称して京都に飲んだくれに行ってきました

上で詳しく説明していたワインたちですね~
祇園店に行ったのですが大阪1店舗東京2店舗ナパ1店舗とあるみたいです!
祇園店はなかなか見つけづらく目の前を3回くらいスルーしてしまい予約時間に遅れかけてしまいましたw
頼んだのは赤5種類飲み比べです!味はしっかり覚えているのですが値段はうろ覚えで1万弱だったと記憶しています、ですがこのラインナップで1万弱はとてもお得!KENZO好きなら一度は行ってほしい。
個人でここまでの飲み比べは中々できることじゃないうえ、じっくり時間を使い飲み比べることで各々の個性が見えてきて非常にいい経験になりました。やっぱり同じワイナリーのワインを飲み比べていると1つの【信念】的なものが見えてきて楽しいです。
皆さんもぜひ行ってみてください!
最後に
長々と書きましたがそろそろワインが飲みたくなってきたので終わりにします、それじゃ皆様いいワインライフを~
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